ヘアケア

なんとかしたい!出来てしまった白髪の対処法と白髪をできにくくする対策

白髪を発見すると、老いを感じて強いショックを受ける方がほとんどでしょう。白髪を見つける度に何とかして目立たないようにしようとしたり、白髪がこれ以上増えないようにと願うと思います。
白髪の主な発生原因は、髪に色を着けてくれる細胞の働きが劣化すること。そして、一度できた白髪を黒髪に戻すのは難しいケースが大半です。しかし、生活習慣やヘアケアを見直すことで白髪の発生を抑えられる可能性もあります!

今回は、出来てしまった白髪への対処法と白髪をできにくくする対策について紹介していきます。

速攻で白髪を目立たなくしたい!白髪を見つけたときの対処法

ふと鏡を見た時、白髪を見つけてしまうこともありますよね。そんな時、どうしていますか?実は、白髪を見つけたときの対処が、白髪の生えやすい環境をつくっているかもしれないのです。気をつけたいポイントは、頭皮にダメージを与えないこと。

まずは、ダメージを抑えて速攻で白髪を目立たなくする対処法についてご紹介します。

頭皮へのダメージを抑えることが大切!白髪を抜くのはNG

白髪を見つけたとき、できるだけ早く目立たないようにするため抜いてしまった経験はありませんか?「白髪を抜くと白髪が増える」と言われていますが、これには明確な根拠がないため、抜いても増えるとは断言できません。しかし、白髪を抜くと頭皮がダメージを受けるので、頭皮環境を悪化させて白髪を増やす原因をつくります。
白髪を見つけたとしても、抜くのは控えましょう。

抜かない!切らない!白髪を目立たなくする対処法

白髪を見つけたときは、抜くよりも切るのがベター。しかし白髪だけを根元から切るのは難しく、短く切った白髪が立ちあがって余計に白髪が目立つことも。
そこで、おすすめなのが白髪を目立たなくする以下の対処法です。

白髪マスカラやファンデーションでさっとカバー

ひと塗りするだけで白髪に色を着けてくれる白髪マスカラやファンデーションで白髪をごまかすのも手段の一つです。
ヘアカラートリートメントのように、使い続けるたびに白髪に色を着けてくれる商品もありますし、コンパクトなものが多いので、お出かけの時も持っていると安心ですね。

分け目を変えてみる

白髪の割合が少ない場合は、分け目をほんの少し変えるだけで白髪が目立たなくなることも。白髪マスカラやファンデーションなどを持っていなくて、すぐにでも白髪を隠したいときは、おすすめの対処法です。

頻度や染め方がポイント!白髪染めやヘアカラーの使い方

白髪が気になり始めると、白髪染めやヘアカラーで白髪を目立たなくしようとしますよね。
しかし、染めても1カ月くらいで根元の白髪が気になり始めるので、1カ月前後で白髪染めやヘアカラーをする方が多いです。

頻繁にカラーをすると頭皮にダメージを与えてしまう可能性もあるので、以下のように少し工夫するのもおすすめです。

頭皮へのダメージを防ぐ!気になるところだけ染める

白髪染めやヘアカラーで全体を染めると、頭皮にダメージを与えて白髪の生えやすい頭皮環境をつくってしまいます。

だからといって、染めないままで過ごすと白髪が気になってストレスになりますよね。そこで、おすすめしたいのが気になる箇所の部分染めです。内部の白髪はよほどのことがない限り目立たないと思うので、無理に染める必要はありません。フェイスラインや分け目といった白髪が目立ちやすい部分、つまり見えるところだけを染めれば頭皮のダメージを抑えられます。

ハイライトを入れて白髪をぼかす

ヘアカラーで髪色を変えている場合は、染め方を工夫することで生えてきた白髪が目立ちにくくなります。

髪全体を同じ色に染めるのではなく、部分的に髪色を明るくするハイライトを入れることで透明感とおしゃれを両立したスタイルに仕上がります。
ハイライトの髪色が明るいので、白髪が生えていても目立ちにくくなります。

頭皮のケアと栄養がポイント!白髪をできにくくする対策

白髪をできにくくするためには、髪が生えてくる土台となる頭皮のケアが大切です。

できてしまった白髪はうまくごまかしたり、白髪染めしたりして対処するしかないですが、白髪自体ができにくくするように対策ができたらいいですよね。また、白髪は黒髪に戻る可能性もあるので、適切なケアを続ければ白髪の発生を抑えられるかもしれません。

ブラッシングやシャンプー時の頭皮マッサージ

(画像)
https://pixta.jp/tags/%E9%A0%AD%E7%9A%AE%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%B8?keyword=%E9%A0%AD%E7%9A%AE%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%B8&exclude=&search_type=2&is_favorite=0&option%5Billust_type%5D&option%5Bsort%5D=0&option%5Brows%5D=200&option%5Bcolor_codes%5D=&option%5Bis_japanese%5D&option%5Bmodel_release_only%5D&option%5Bhead_count%5D&option%5Bgeneration%5D&option%5Bsell_flat%5D=0&option%5Bshape%5D%5B%5D&option%5Bsize_category%5D&option%5Bcomposition%5D&option%5Bprice_type%5D=0&option%5Bexclusive_status%5D&option%5Bsold%5D=2
頭皮の血行が悪くなると栄養や酸素が十分届かなくなってしまい、白髪を増やす原因となります。髪を生やすもとになる細胞に栄養が届きにくくなると、髪に色を着ける細胞がつくられなくなり、白髪として生えてきます。

白髪を黒髪にしてくれるシャンプーなども販売されていますが、それらを使ったからといって白髪の発生を抑えられるとは限りません。
ブラッシングやシャンプーのときに頭皮を適度にマッサージしたほうが、頭皮をすこやかに保ち、白髪ができにくい頭皮環境をつくれます。

黒髪をつくるには栄養が必要!意識して摂りたい栄養素や食材とは

白髪をできにくくするためには栄養が不可欠。基本的にバランスよく食べることが大切ですが、特に意識して摂りたい栄養素や食材を理解し、普段の食事に取り入れてみましょう。

髪をつくるもとになる良質なたんぱく質

髪の主成分はたんぱく質なので、以下の食品に多く含まれている良質なたんぱく質を摂取しましょう。

・豆
・肉
・魚
・卵

良質なたんぱく質とは、体内で作り出せないアミノ酸をバランスよく含んでいることを意味します。
それぞれの食品によってアミノ酸スコアのバランスが異なるため、いろいろな食品を食べたほうが効率よくタンパク質を補給できます。

健康な髪をつくるのに欠かせないビタミン・ミネラル

皮膚や髪の毛をすこやかに保ってくるビタミンやミネラルを摂りましょう。
中でも、亜鉛は髪の毛の成長に栄養素であり、ごまやホウレン草、ナッツ類に多く含まれています。

また、緑黄色野菜にはビタミンがたっぷり含まれているので、毎日意識して食べるようにしましょう。

色素細胞の働きを活発にするカルシウム

髪に色を着けてくれる色素細胞を活性化してくれるカルシウム。乳製品や小松菜、大豆などに含まれています。

頭皮の若々しさが白髪にも効果的?!実はコラーゲンがおすすめ

コラーゲンや糖類が減少すると、白髪が増えたり、薄毛になりやすかったりといった公文があるので、コラーゲンや糖類を摂取することもとても大切です。
年齢と共に頭皮のコラーゲン量が減少してくると頭皮が硬くなります。そして、頭皮の血流が悪くなり、頭皮全体に栄養が十分に届かなると健康な髪が生えにくくなるのです。

食事からの補給が難しい場合はサプリメントで

しかし、天然の糖類は100種類以上あり、身体の構成に必要なものだけを選んで摂取するのは困難です。また、コラーゲンも食品からの摂取が難しいため、毎日継続して一定量を摂るのに苦労します。
効率よく栄養を摂取したいときはサプリメントを活用するのも手段の一つです。

内側と外側からの対策で白髪をできにくく!

重要なポイントをおさらいしておきましょう。

白髪が気になり始めたとき、すぐに抜きたくなってしまうかもしれません。しかし、頭皮にダメージを与えるような対策をとっていると、ますます白髪を増やすことにつながります。

髪に色を着けてくれる細胞がつくられなくなってしまうと、白髪が発生してしまいます。しかし、髪の毛が生えてくる土台である頭皮の健康を維持し、すこやかな髪をつくるために必要な栄養を摂取することで、白髪の発生を抑えられる可能性もあります。

白髪を目立ちにくくする対処法を取り入れつつ、白髪をできにくくする対策にも力を入れてみてくださいね。

  • 【髪の悩み】白髪・頭皮のベタつき・うねり
    髪がパサつくのが嫌で一日置きにシャンプーする習慣に変えてから頭皮のベタつきが気になるように。髪や頭皮の悩みを解決してくれるシャンプーやケアを模索中。

冬のヘアケア
冬のヘアケア
基礎知識
基礎知識
previous arrow
next arrow
Slider